ガンダム鉄血のオルフェンズ 第2話感想

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HGグレイズ&ゼント アニメ

こんにちは。タカフミです。 機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ。
やっぱりというか賛否両論ですね。

まあ、これだけ長くやってるといろいろなファンが付いて 何をやっても賛否両論になると思います。 新しい事をやろうとすると特に。

僕もファースト世代ですが個人的には格好いいガンプラが出ればそれでOKです。

第3話放映直前だというのに今更ながらの第2話感想。
というわけで他の人とは違った視点から感想述べます。 

プラモデルファンの立場からも書いていきます。  

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冒頭から時間が逆行してしまう第2話

第1話の感想で、出撃シーンがないとか書きましたが 冒頭で出撃シーンが描かれます。
正確には出撃前の準備の場面かな。

第1話で出撃しちゃったのになんでまだ格納庫にいるの? と、一瞬思いましたが まあ第1話ではラストを盛り上げるため、こまごまとした説明を省いていきなりガンダムが現れて戦闘シーンを見せたんでしょうね。

ややこしい設定にしちゃったため、予備知識がなかったら一度見ただけでは理解できない内容です。

そのためか第2話はやや説明的な台詞が多かった印象です。

それにしてもオルフェンズの世界はなんでこんなに荒(すさ)んでるんでしょう。
今までのガンダムではあまりやらなかった世界観ですね。

退廃した世界観の意味するもの?

火星に移住できるほど科学技術の発達した世界なのに、階級社会の様な雰囲気が漂います。

少年を酷使する組織を見て現代のブラック企業を連想する人もいるかもしれない。
でも、むしろ産業革命期の酷使される労働者を連想させられます。

作品を作った人は現代的テーマを盛り込んだつもりかもしれないけど、女工哀史や蟹工船を例にだすまでもなく実は古いテーマなんじゃないかな。

知らない人にとっては新鮮かもしれないけど。

  ←退廃した世界 荒野にたむろする地味な面々 ある意味、今までにないガンダムかも・・・    (画像はブルーレイ第2巻)  

 

 

 

 

というわけで社会そのものは現代よりも退化してしまってる雰囲気。

しかも300年前に作ったポンコツの方が現用の軍の主力機より強いという矛盾。

社会や兵器の製造技術が退化した世界に、過去の技術で作られた超兵器的な存在としてガンダムが登場するというシチュエーションってどこかで観てませんか?

程度の差こそあれ、ターンA、AGE、レコンギスタがやってきたパターンですよね。

未来に展望を見出せない現代の世相を反映させたのか、それとも製作者に未来の世界を作り出す想像力がなくなってきたのか。

違うガンダムを作ろうとして結局行き着いた答えが同じものを見せられるというのは、もどかしい気がします。

でも、これほどすさんだ雰囲気(よく言えばハードな世界観?)のガンダムは確かになかったので、これはこれで面白いかもしれないです。

個人的には登場人物が全般的に地味なのが気になる。 ロボットの扱いに関しては特別な才能を持ちながら、与えられる役割のままガンダムに乗る口数の少ない少年ってガンダムWのヒイロ・ユイを 思い出します。でも、ヒイロよりずっと地味だしあんまり存在感ないし。今後どのように成長して主人公としての存在感を見せるのか楽しみです。  

ガンダムなんだからまずはメカの充実を

確か「今までのガンダム以上に人物描写に力を入れたい」って製作側は言ってたけど。

下手なお芝居はいらないから、ロボットアニメらしくメカの描写に力を入れてください。

とまあアニメとしてみた場合、個人的には否定的要素もあるんですが「ガンダム」はロボットが主役のアニメだと思っます。

突っ込みどころ満載でもいいので、白けない程度のストーリーで格好いいメカが出てきてメカアクションが充実してくれればよいです。
主役のガンダムバルバトスも今までの主役級ガンダムとは違った雰囲気だし。面白い演出を期待してます。

そういえば主役のバルバトスがスローネと同じデザインの人なので悪役的な雰囲気ですね。

作画が頑張れば化けるかもしれない。

バルバトスのデザインはガンダム00で スローネ&アルケーをデザインした鷲尾氏なのだ

←左はガンダムスローネ ツヴァイ(HG) (顔やプロポーションの雰囲気が似てる?)        

ガンダムはプラモデルを売ることを宿命付けられているアニメなんだから。あまり多くは望みません。おかげでガンプラ好きな我々にとっては楽しみが増えるわけなんですから。

 

 

 

 

グレイズの見せ場がくる?

  さて、2話の感想のつもりがオルフェンズそのものの批評になってしまいました。

バルバトスと戦って撤退した二人のうち、若い方は負傷してますがおっさんの方はバルバトスとの再戦をするはめになりそうです。

相手が少年兵だと気づき戸惑いもあるみたい。任務と倫理観のあいだで板ばさみになる実直なベテラン軍人って雰囲気がして好感が持てます。

このおっさんってHGグレイズの箱に描かれている人だったんですね。 HGグレイズ&ゼント

クランク・ゼントという名前らしいです。

HGグレイズ買ったとき「誰このおっさん?」って感じでしたが、1話から出ていたとは迂闊でした。

グレイズのパイロットというとバルバトスに瞬殺されたにやけた野郎の方が印象に残ってました。 クランク・ゼントはグレイズの代表的パイロットになりそうなので買った人は覚えておきましょう。

敵ながらいい人みたいなので長生きしてくれるといいなあ。 でも、既に死亡フラグ立ったような気がする。

次回はこのおっさんクランク・ゼントが、バルバトスと戦うみたいです。

もしかするとグレイズ最大の見せ場かもしれない。
それまでにHGグレイズ完成させなきゃ。    

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