機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ 第5話見ました。
ここはガンプラをテーマに書いてるブログなので普通のアニメ批評とは違う視点で作品を評価してます。
今回はというべきか、今回もというべきか動いてるもビルスーツはいませんでした。
一応、回想シーンではバルバトスが動いてましたが。 延々と会話や艦内での人々の生活が描かれてます。 3話も似たような感じで、人物のみの話でした。
4話は戦闘シーンがありましたが、その後の5話ではまたキャラだけ。 うーん。これってガンダムなんでしょうか?
ガンダム作品は人物ドラマだけでは成立しない
確かに過去にもガンダムSEEDで動いてるビルスーツの出ない放送回は何度かありました。SEEDはキャラ人気が立ってたので30分見せられましたが。 (それでもガンプラファンとしては物足りない) でも、今のところ魅力的に思えるキャラの少ないオルフェンズの世界で人物ドラマだけをやられると正直つまらないです。 オルフェンズの監督は長井龍雪、シリーズ構成は岡田麿里です。 見る前はメカデザインの人しかチェックしてなかったので最近知りました。 このコンビのアニメは過去に「とらドラ! 」、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」があります。
長井龍雪監督作品は他に「とある科学の超電磁砲」、「あの夏で待ってる」、「アイドルマスター XENOGLOSSIA」がありますね。
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複数の若者達が繰り広げるドラマ作品、いわゆる青春群像劇もの(こういう呼び方でいいのか?)で人気のある人です。
最初から見ていて感じていた違和感。ライトノベルものでよくある自己満足的なうすっぺらい人間ドラマが多い。クサいやりとりが多い。と感じていた部分の謎がとけました。
そうした作品を得意にしてる人たちじゃないですか。いやまあそれはいいです。それはそれで人気があるんだし、需要があるって事ですから。
アイドルマスター XENOGLOSSIAではロボットアクションもあるのでガンダムの監督に抜擢されたのはその辺の実績もあったからなのかも。
でもオルフェンズには上に書いたオタク向け青春アニメと違って、美少女キャラはいない(よね?)。むさ苦しい地味なキャラばかり。監督もどこかでこういう人間ドラマものやりたかったのかもしれない。
でも、モビルスーツ動かさないとガンダム作品じゃないです。
ロボット(も)でて来る青春群像劇ものアニメは一時期流行っててOVAや深夜枠でよくやってましたね。そちらでやってほしい。
確かにアニメファンの人たちはガンダム作品を見ても人物描写が云々とかいろいろ批評してます。中には好意的な意見もあるし。AGEよりは好評かもしれない。
でも、みもふたもない言い方をするとガンダムってバンダイがプラモデルや玩具を売るためのアニメなんですよね。そのガンプラ宣伝アニメでモビルスーツが動いてないってまずいんじゃないでしょうか。
ガンダムっぽいロボットが出てきて、タイトルにガンダムって付いてるから売れてる部分はあると思う。
オルフェンズもガンダムというタイトルが付いてなければ見てなかったかもしれない。 (一応ロボットものはチェックしてますが、つまらないと途中で見なくなります)
5話の収穫?
そういう、ガンプラファンとしてはみどころのあまりない第5話ですが、 見所があったとすれば。 テイワズはマフィアっぽい大企業。
テイワズはHGバルバトスにも名前が出てた組織でそこでバルバトスの新装備作るみたいです。 一筋縄ではいかない組織みたいだけど、どうやって協力を得ることができるのか気になります。
クーデリアの侍女?は、
ネットワークに侵入して暗号通信してたけどどこでそんな技術覚えたんだろう。なにか秘密がありそう。
主人公と子ども達が文字を覚える。
三日月が文字を読めないというのは既に知ってたけど、生きるのに精一杯で教育を受ける機会がなかったてことらしい。で、なぜかクーデリアが教えると言ったらすんなり受けてしまう。いまいち動機が弱いような気もするけど。
殺伐とした物語が続いていた今まとうってかわって、妙にほのぼのとしたシーンにかなり時間割いてる。文字を読むことが何か伏線になるのだろうか。
オルガがいきがってるわけ
戦闘のプロでもないのに、単艦で地球まで狙われてる要人を運ぶという。無謀な仕事。ビスケットが心配するのも分かる。まあ、主人公陣営としてはここでヒロイン放り出せないでしょう。
でもその理由が・・・ただのつっぱり(死語かもしれん、歳がばれる)にしか思えないんですけど。
なぜ、三日月の視線をそこまで気にするのか理由も分からない。 いまどきの青春群像劇アニメって、これで通っちゃうんですか?
アインが、追撃隊に参加?
唯一第一話から出てる敵側のパイロット。火星のグレイズ三人衆の生き残り。成長して鉄火団を脅かすパイロットになるんでしょうか。それとも、あっさりやられちゃう?個人的には敵にも成長するキャラがいて強敵になってくれることを希望。
次回、百錬登場 テイワズが出てくるのでそこで使ってるモビルスーツも出てきます。
予告で確認できたのは青と赤の百錬、百里も出てたかも。
どんな活躍するのか楽しみです。 百錬 (アミダ機)
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それにあわせてガンプラも出る(量産型の方ね)という、さすがバンダイ。 抜け目がない。 予告ではバルバトスがシュヴァルベグレイズから奪ったクロー使ってます。 こういう武器の付け替えもオルフェンズのガンプラの楽しみの一つですね。 でも、シュヴァルベの出番は?まだ作ってないのに・・・ 結局、一番楽しめたのが予告だったとは・・・
ブルーレイVol.2も発売
ブルーレイvol.2は2~4話が収録されてます。 3~5話じゃなくてよかったね。 3~5話だったら4話しか戦闘シーンがないのでメカファンからクレームが来たかも。 いや、モビルスーツ動いてなくて全然OK。 主人公達の生き方に共感できる。 って人もいるんでしょうけど。 余計な心配してしまいました。 1月29日発売です。
DVDはこちら
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 2 [DVD]
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 3 (特装限定版) [Blu-ray]
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