ガンダム「鉄血のオルフェンズ」第11話「ヒューマンデブリ」見ました。
冒頭からいきなりガンダムバルバトスが追加装備で登場。
先に出発したはずのメンバーの危機に間に合ったのはこういう事だったのですね。
以前から発売予定になってたこれ↓が何ものなのかようやく分かりました。
経済力のない鉄火団が新装備作るとしたら、敵からパーツを奪うか、後ろ盾をつけるしかない。そこでテイワズに提供してもらったんですね。
いわゆるガンダムのパワーアップメカなんですけど。
Gアーマー、Gディフェンサー、デンドロビウム、ミーティア、GNアーマーと続く、シリーズ伝統のガンダム運べて武器も付いてる新装備。
今回は運ぶだけだったけど、デザインを見てるとまだ機能がありそうなので今後どんな活躍をするのか楽しみです。
新たな敵として丸いやつらが登場。
生き別れになった昭弘の弟が乗っていた。
デザインからしてギャラルホルンともテイワズとも異質だったのでどんなやつらが使うのかと思ってたけど。ブルワーズという宇宙海賊でした。
この世界ではモビルスーツ製造するのは限られた組織しか出来ないんですよね。テイワズですら、百錬をゼロから造ったわけじゃない。
ブルワーズが使ってるマンロディも過去の遺産を利用しているのかな?プラモのインストにはネタバレしてるかもしれないけど、あんまり好みのデザインじゃないので買ってません。でも、組織によってデザインが違ってるっていう演出はいいですね。
ガンダムグシオンは見た目はガンダムらしくないけど、ツインアイと額のバルカンがかろうじてガンダムタイプらしさを残してる。中にガンダムタイプのフレームが入ってるという設定なんですね。でも、乗ってるやつがイカレテル。
あと、なんで宇宙海賊がガンダムフレームの機体を持ってるのか不可解。
しかも。ガンダムなのに弱い。
ギャラルホルンやテイワズもガンダムフレームの情報は持ってるけど、今のところ運用している様子はない。そんなに貴重なものなのに、宇宙海賊や民間警備会社が持ってて運用できてるのが不思議です。
誰がガンダムフレーム作ってなんでこんなに世界各地に点在しているんでしょうね。いずれその謎も明らかになるのでしょう。
マクギリスの言葉じゃないけど、この世界にはギャラルホルンの統治が及ばない場所がまだまだ多いって言なんでしょうね。
オルフェンズのノリは昔どこかで見た・・
10話ラストで、モビルワーカーに乗って出撃した少年。出撃前に身の上話したりして、これは死亡フラグ立ったかなと思ったけど。生きてました。
敵に生き別れの弟がいるというのはなんとなく想像できたけど。昭弘やオルガ達はこれからどう対応するんでしょう。気になります。
ところで、昭弘がヒューマンデブリ(人身売買されて所有物として使役されてる人と解釈)である(あった)自分が人並みに生きがいや楽しみを見つけてはいけない、みたいに思いつめてます。昭弘自身も被害者なんだし、そこまで思いつめることないんじゃないかと思うんですが。律儀というか古風というか、でもこういうキャラ好きですね。
それに対し、オルガ達の対応が「超くさい」。なにがって「俺たちのせいなんだ」から「俺たちの弟も同じだ」(言葉はちょっと違うかもしれないけど)まで全部。
これまでの流れで思ったのが、少年漫画のパターンをガンダムに落とし込んだのがオルフェンズなんだってこと。
仲間同士の絆を大切にしつつ敵と戦うという、ジャンプとかによくある少年漫画のノリですね。キン肉マン(漫画はテレビより少しシリアスでした)や,聖闘士聖矢(イケメンすぎるけど)や、魁!男塾(知ってる人どのくらいいるかなあ)や、銀牙(犬だけど)読んでたころの感覚に近い。
ドラゴンボールやキン肉マンの内容に対して大人たちが文句を言っても、見てる男の子にしたらそれが面白くてたまらない。そういう感覚。
昔ながらの少年漫画を今風にしてさらに仲間同士の絆を強調して再構成したのがオルフェンズじゃないかなという感想を持ちました。
11~13話は ブルーレイ5巻に収録です。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 5 (特装限定版) [Blu-ray]
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