スポンサーリンク

鉄血のオルフェンズ 第3話感想

鉄血のオルフェンズ 第3話見ました。

期待していたバルバトス対グレイズの対決はなんか消化不良な感じ。
逆に、登場人物に違和感の目だった内容でした。

銃で人を殺す意味あるの?

一番、違和感を感じたのは主人公の三日月が拳銃で大人のリーダー格のやつを殺す場面。

自分達に対する大人の扱いに、反乱を決意するのは分かる。

その場合、相手を生かしておいたらまずいことになるので、幾らかは粛清する必要があるのも理解できないではない。

でも、その役をなんでガンダムのパイロットである三日月がやる必要があるんだろうか?
他に人手がいないならしょうがないけど、いっぱいいるじゃないか。
というより、首謀者のオルガがやったほうが、覚悟が伝わってよかった。
と思うのだかどうだろうか。

それに、日曜日の5時台のアニメで主人公が拳銃で人の頭撃って殺したらまずいでしょう。

しかも頭を打ちぬかれる瞬間は写してないけど、それに近いきわどい描写でしっかり血も流れてる。

深夜アニメならいいかもしれないけど、夕方のアニメで主人公のやることじゃないよね。

モビルスーツで戦っても人が死ぬんだから一緒じゃないか。

と、いう人もいるかもしれないけど。

たぶん、そういう人は人が死んだところを見たことがないんだと思う。頭だけで考えてるからそう言えるんだと思う。

目の前に死んだ人がいるってのは、死んだ人の入った乗り物があるのに比べると精神的なダメージが全然違うんです。理屈じゃなくて感情的な話になるけど。でもそれって人の人格形成にも影響を与えると思う。

ましてや、無抵抗な人間を目の前にして急所を狙って殺すって既にそれだけでいかれた間か、感情をなくした機械のような人間って事になると思う。そりゃ生身の人を直接殺す事を仕事にしてる人間なら出来るのかもしれないけど。それならモビルスーツに乗る必要ないじゃないか。って思うんですけど。

作った人が、どういう考えて主人公にこういう事をやらせているのか今のところ分かりません。

でも、最近こういう流血シーンの多いアニメって増えましたね。

なんか血が流れないと戦争とか悲惨な状況を表現できない作り手が増えたと思う。
作り手や見る側に、想像力がなくなって直接的な場面がないと状況が理解できなくなってるのかな。世の中刺激の多い世界になって、強い刺激がないと残酷な場面である事が認識できなくなってるのかなと思う。

最初の機動戦士ガンダムやザンボット3は流血シーンはあんまりなかったけど、むしろ戦争状態や被害にあった人たちの心理が表現されたように思う。人間は追い込まれるとこんなに醜くなるのかとか、人間をこのような醜い有様にするのが戦争なんだという事が感じられた。

でも、今のアニメは戦争をしていても単に流血シーンが出てくるだけ。それじゃあ、災害にあってるのと同じ。流血や人が死ぬことだけが戦争じゃないと思う。人間というものを醜くするというところが描かれていない。

せっかくの対決シーンが・・・

あと、おっさんの乗ったグレイズがバルバトスと1対1で対決するんだけど。

なんか、あっさり終わっちゃいましたね。

しかも対決している最中に関係ない人たちの説明的な台詞が入って、せっかくの対決場面が背景と同じ扱いになってる。

激しい戦闘の最中に主人公の悲惨な過去が明かされるって、そういう演出手法があるのはわかる。

でも、モビルスーツ関連商品を売らないといけないガンダム作品でそれをやる必要あるの?と思う。もっとモビルスーツ見せてくれ。と思うんですが。

ひねくれた主人公の過去を暴くのは他の場面でやって。ってかんじ。

あと、

人が喋ってるときに、主人公が「もういいよ」と何回か言います。

この台詞、一回でよかったと思う。

幼少時からの悲惨な体験で、いろいろ悟っちゃった部分はあると思うけど。

何度も使うと単に人の話を聞かない自己中なやつに見えるだけです。
まあ、いまどきの若者ってこういうのかもしれないけど。

製作者が、今まで一番人間ドラマを重視したガンダム作品にするって意味の事を言ってたけど、どうも悪い方に出ちゃった感じ。

ライトノベルみたいな安っぽい人間ドラマはいらないから、
もっとメカアクションを充実させた欲しいんだけどなぁ。

ちょっと、不安が残る第3話でした。

グレイズのおっさんが無駄死にしたみたいで浮かばれません。